診療放射線技師と投資家

病院の事情や裏ワザ、堅実な投資について書いております

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リストラ吹き荒れる昨今医療資格に対して考える。

こんにちは診療放射線技師投資家あぼっとです。

今回は富士通をはじめとした、いわゆる大手一流企業の激しいリストラを見て働き方を考え、まとめてみようと思います。

 

富士通のリストラのやり方

5,000人の人事、総務、経理の人間に配置転換を命じる(主に45歳以上)。

転換先は営業、SE、技術系でどう考えても間接部門で働いていた人には厳しい。

救済プランとして早期退職金割増プランが用意されていた。

結果2,850人が早期退職に応募。

 

うーん、なんともエグい話ですね。追い出し部屋じゃないですか…。

業績が悪ければ大手企業もリストラする。今に始まったことではありませんが、IT業界でGAFAGoogleAmazonFacebookApple)に負け続けてきたツケを支払っているような感じですね。

 

この5,000人はなぜリストラ対象になったのか?

今回はすごくわかりやすいです。

  • 年齢が高い ⇒ 高給取り
  • 事務職 ⇒ 技術がない

たったこれだけ。

若かりし頃より会社に尽くしてきた人たちを切る。仮に45歳だとすれば、まだ子供は学生で多額のお金が継続的に必要だったりするわけです。人生設計狂いますよね。

会社の業績悪化とはいえあんまりです。同じ雇われの身としては気の毒に思う…。

 

しかしここでもう1つの考え方もできます。

この人達は『支払われる給料に見合っただけの価値を会社に提供していなかった』のではないか、ということ。

就職してしまえば後は年功序列のレールに乗って安泰、一流企業だから給料もいい、技術職じゃないから常に新しいものを追いかけなくていい、クリエイティブなしんどい仕事もしなくていい、ただ去年と同じルーチンワークに終始していればいい

そんな既得権益をただ貪り食うだけの、会社のお荷物だった可能性もあります。

賛否ある話ですし、全員がそうだったとは思いません。ただ客観的事実として会社は彼らを必要ないと判断したわけです。

 

リストラリスク 倒産リスク

上記のようなリストラがなくても企業が倒産してしまって無職になることは考えられます。今の企業寿命は30年くらいでしょうか。今後さらに短くなっていくことが予想されますから、どんな職業に就くにしても考えなければならないでしょう。

『終身雇用』『労働者の権利』これらが日本の経済を低迷させている、そんな意見もあります。アメリカではフリーランスの人口が非常に多いわけですが、日本も追従していくような気がしています。

 

企業は従業員を守る法律を恐れ、派遣社員フリーランスへの委託を選択します。

労働者はリストラ倒産リスクを恐れ、1つの企業へ所属することを拒否していきます。

 

そんな世界はすぐ近くまで来ています。政府主導で副業解禁になったのがわかりやすい例です。

では変わりゆく世界で我々はどうすればいいのか?

答えは

自分に価値を貯める

です。

 

富士通の方々の気の毒なところは、次の仕事が見つかりにくいことです。

  • SE:私は〇〇のシステムを構築できます。グループリーダーで納期までの管理も任されていました。
  • 営業:私はこの商品で〇〇万円売り上げたことがあります。マネージャーになってからは部署全体の売り上げアップに〇〇を取り入れ結果を出しました。

営業や技術職ならこういうアプローチができます。採用する側も「この人はわが社にどれだけの価値を与えることができるか」がわかりやすい。

しかしながら

  • 間接部門職:私は富士通で20年経理(人事、総務)をしてきました。〇〇を使うことにより作業効率を上げ・・・

うーん、でもそれって富士通でしか通用しないスキルとか人脈だよなぁ。年齢わりといってるから多めに給料出さないとダメだし、これなら機械に強い若い子のほうがいいんじゃないかなぁ。となりがちなんですよね。

要するに『会社に価値を貯めてしまった』状態です。

 

医療資格について考える

医療職も技術職なわけですが、通常の技術職と違うところは

定められた学校を卒業して国家資格に合格しなければならない

というところです。

これはとても参入障壁が高く、誰でも入り込める業界ではありません。

学校を卒業し、国家資格を取得した時点であなたには『国家資格』という価値が貯まります。その後実際に働いて技術を習得すると『技術+国家資格』があなたの資産となります。

この技術+国家資格がそのまま『個人に貯まっている価値』へと変わるのです。

  • 〇〇病院で10年放射線技師をしており、各種機器は扱えます。その他〇〇に関しては前病院でも担当を任されており…

とこういった採用する人にわかりやすいプレゼンができるわけです。

 

国から医療費は締め付けられ、赤字の病院も多いでしょう。

しかし日本は超少子高齢化社会。これから団塊の世代やベビーブーム世代が年寄りになっていきます。医療の需要は右肩上がりになるのです。

形は変われど医療資格が求められない時代にはならないと断言できます。

 

では赤字病院が吸収、合併、買収されて困るのは誰でしょうか?

コネや出向、天下りでのほほんとしていた事務職です。仕事のほとんどを現場に投げて高給を取っている彼らを排除するために一度病院を潰すのもありですかね。

ちなみに私が勤める病院も赤字を出したり出さなかったりと不安定なのですが、一番焦ってがんばっているのは事務職ですね。

彼らは自分に価値を貯めていないのでぬるま湯の今より次がないのです。

 

まとめ

さて長々書いてしまいましたがまとめると

変化の激しい今、自分に価値を貯めるために働かないとダメ。そして医療資格はそれに適した形と言える。

また、本業がおろそかになってはならないが副業で自分に価値を貯めることも視野に入れよう。

以上でございます。